北海道
キリスト教書店
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注目の一冊
 「絵本読むよー」で多くの子どもたちが振り向いて「なに読むの」「早く早く」。絵本には、子どもたちを引っ張る力があると思う。慌しい家庭環境の中で、ふっと気づくと子どもたちは、携帯ゲームとメール交換に忙しい毎日。仕方がないなと思いつつも、そうさせているのは大人たちに大きな責任があるかもしれない。子育て中の家庭にはもちろんのこと、幼稚園や保育園の中で「この子にどんな本?」というお父さんお母さんの言葉に是非この一冊を役立てて欲しい。 

『子どもの育ちを支える絵本』 
脇 明子 編著 発行:岩波書店
              ●定価1,575円(税込)   

  久々のアップになってしまいました。この間、この日本でも業界でも悲しい出来事がありました。2011年3月11日は私たちの記憶から決して忘れられない日になってしまいました。しかしそれは、地震による想定外の津波(天災)による悲しみ。それと明らかに人災ではないかと思える原発事故。時間の経過とともに命の重さと賠償の申請。それも、復興のひとつの姿なのかも知れない。 大震災と原発事故。国をあげて取り組み全神経を注ぐと思いきや相変わらずの政権闘争。「やめる」「やめない」で法案が「通る」「通さない」。この国はどんな国だろうか。 しかし、今回の原発事故をうけて、やっぱり事故は必ず起きるここと、原爆を投下された唯一の国でありながら、放射能に対して国民を納得させる物が何一つ画一で来ていないことに驚く。事が起きても「状況かつかめない」「見通しもつかない」「そばにも近づけない」。これは、もう備えではなく「穴が開いた救命衣」でしかない。そんな「わからない」物を人間が作るべきではないことを、私たちは自覚する時を与えられたのであろうか。                             (店長 亀岡)